ライター:神結
デュエル・マスターズのCSは、この週末だけで、全国各地合計84もの開催がある。
今週だけ特段多いわけではなく、来週も再来週もこの数字に近い開催となるだろう。平日まで含めると、デュエル・マスターズのCSは1週間で100以上も開催されていることになる。
プレイヤーたちはこうした環境の中で己を磨き、努力を重ね、勝利も敗北も経験する。
そこには掴み獲った勝利もあれば、不思議の勝利もある。不運の敗北もあれば、勝ちに限りなく近かった筈の敗北もある。
それらの要素にときに全力で歓喜し、時に歯を食いしばって結果を吞み込む。もちろん、呑み込みきれずに吐き出すこともあるが、いずれにせよ、こうした糧が今日の1勝を作り明日の1勝に繋がる。それらの集合が、デュエル・マスターズの競技シーンというわけだ。
さて、1週間前の4月19日のことである。デュエル・マスターズの新弾『邪神vs邪神 ~ソウル・オブ・ジ・アビス~』が発売された。
新弾の中でもとりわけ1枚のカードが大きな注目を集め、それはデュエル・マスターズの界隈外にもはみ出して話題となった。
そのカードの名は、《真気楼と誠偽感の決断》。

デュエル・マスターズの歴史の中でも、かなり特異かつ強力な1枚なのは間違いない。
シングル価格の上昇も含め、週の話題の多くは《真気楼と誠偽感の決断》がさらっていった。
その強力さ故に「《真気楼と誠偽感の決断》を持っていないとこれからのデュエマについていけない」「今日から新しいデュエマが始まる」といったような言葉も、X上を賑わせていた。
だが、実際どうであろう。
ハレスリーCSハイパーという250名を超える参加者が集まった大会の、その決勝戦。
シャボ vs. はまたくというこの対戦では、《真気楼と誠偽感の決断》が使用されることはない。
繰り返すが、《真気楼と誠偽感の決断》は非常に強力なカードだ。通れば勝ちといっても過言ではないカードでありながら、引っ掛け要素も兼ね備えている。
だが今日まで積み上げてきたデュエマの競技シーンの歴史、そしてその歴史と共に歩んできたプレイヤーたちは、わずか1週間でこの《真気楼と誠偽感の決断》の罠を見破り、一定の回答を示してみせたのだ。
使用デッキはシャボが【ファイアーバード】、はまたくが【ドリームメイト】。いずれも昨夏より登場しているデッキである。
しかし今回ばかりは、単なる「ファイアーバード vs. ドリームメイト」では片付けられない。
共に強力な新カードを乗り越えた、その先に辿り着いた者同士の戦いなのだ。
Game1
先攻:はまたく
先攻ははまたくの【ドリームメイト】。
まずは先攻1ターン《お目覚めメイ様》という元気な挨拶に対して、シャボは溜め息混じりに応じる。
さらに元気なはまたくは、2ターン目にマナチャージから《お目覚めメイ様》を《森夢のイザナイ メイ様》へと革命チェンジ。再び息を吐くシャボ。
この日二度の「1点《アリスの突撃インタビュー》」を決めたというシャボだったが、この1点は何も踏むことなく、《森夢のイザナイ メイ様》の光臨が起動。

しかも、ただの光臨ではない。
山札から呼び出されたのは、《激烈元気モーニンジョー》。
そして手札から《料理猫のプワソン》が重ねられ、そのまま《料理長のラビシェフ》が着地し、この決勝という舞台で【ドリームメイト】の最大値が発揮される。
後攻2ターン目で、すでに絶体絶命のシャボ、
それでもわずかな勝機を探るべく、《ハンプティ・ルピア》を埋めて、ターンを終了。2コストのクリーチャーを出すのは自殺行為と言わんばかりだ。
3ターン目。優位だからこそ、絶対に取りこぼしは許されない。
はまたくはじっくりと考えた後に、まずは《配膳犬のトレス》を召喚。これで《料理猫のプワソン》を回収すると、《森夢のイザナイ メイ様》をタネにハイパーモードを起動。
更に残る1マナで《お目覚めメイ様》を場に置くと、メインの動きを終了。ターン終了時の光臨で《激烈元気モーニンジョー》をリクルートさせ、《料理猫のプワソン》を繰り出し、そして手札を吐き切らんとばかりに《激烈元気モーニンジョー》、《森夢のイザナイ メイ様》と着地させる。
切り返しを無効にする、はまたくの動き。これで、バトルゾーンにはドリームメイトが8体並んだ。
ターンは返ってきたシャボは、一縷の望みを託して《ハンプティ・ルピア》を召喚する。
すると《料理猫のプワソン》のドローの都合で手札に残っていた《トレジャー・マップ》を撃ち抜き、これで《お目覚めメイ様》を破壊。一旦、即死は免れた。
しかしはまたくが開示した2枚の手札のうち、1枚は《料理犬のヴィヤンドゥ》だったのだ。
はまたくはこれを召喚すると、《配膳犬のトレス》をタネにハイパー化。マッハファイターで《ハンプティ・ルピア》を処理すると、残る6体のクリーチャーで総攻撃を決意。まずは、《森夢のイザナイ メイ様》で1点から。ここにトリガーはない。
そして《料理猫のプワソン》が攻撃時に《忠犬な騎士スゴイワン》を引き連れてくると、パワード・ブレイカーで残る3枚の楯をブレイクする。
《アリスの突撃インタビュー》が2枚でも返らないだろう盤面を前にシャボは沈黙し、はまたくは神の速度で1本目を制した。
シャボ 0-1 はまたく
ハレスリーCSハイパーは、決勝戦のみ2本先取である。勝負はまだ続く。
Game2
先攻:シャボ
先攻を持ち、【ファイアーバード】の強さを見せたいシャボ。
出来ることなら3色の多色カードをチャージしたいところだったが、初手は《コッコ・武・ルピア》埋めと、それほどよいものではない。
対してはまたくは初手をじっくり眺めつつ、《料理犬のヴィヤンドゥ》をチャージし《お目覚めメイ様》を召喚。前のゲームに続く早朝の挨拶に、今度は首をかしげて返すシャボだった。
それでも2ターン目、《ルピア&ガ:ナテハ》を埋めて《マジシャン・ルピア》を召喚。これで《龍后凰翔クイーン・ルピア》を切りつつ2ドローし、戦闘の準備を整えていく。
しかしはまたくの速度は、2ゲーム目も衰えを知らない。
このゲームは2ターン目に2体目の《お目覚めメイ様》を召喚すると、先に出ていた《お目覚めメイ様》を《森夢のイザナイ メイ様》へと革命チェンジ。
そしてこの1点もまた先のゲーム同様、無事に通る。デッキを手に取ると、光臨の対象として選択したのは、《料理長のラビシェフ》や《激烈元気モーニンジョー》ではなく、なんと《ピザスターのアンティハムト》だった。
このはまたくの選択の意図は、すぐに判明する。
まずは《ピザスターのアンティハムト》の効果で、手札の《ピザスターのアンティハムト》がなんと2体も連鎖し、そこから締めとして《魔誕幻獣ボンメェ》へと繋げ、《マジシャン・ルピア》を破壊する。
こうして、《ハッター・ルピア》のハイパー化の起点を潰すことに成功。
ふと見ると、バトルゾーンには1メイ様3メイ様ハムハムハムボンメェ。
2ターン目に、ドリームメイトがまさかの6体である。
それだけではない。
この時、はまたくの残る2枚の手札は革命チェンジで手札に戻った《お目覚めメイ様》と、《ピザスターのアンティハムト》が引っ張ってきた《お騒がせチューザ》、そして《料理猫のプワソン》だった。
何も無ければ《お目覚めメイ様》の特殊勝利が通るし、《ハンプティ・ルピア》で《お目覚めメイ様》を対象に取っても、盤面には5体残るので《料理猫のプワソン》が通る。
ドローと展開を使い分けるこの柔軟さ、これが【ドリームメイト】を決勝まで操ってみせたはまたくのプレイングなのだ。
このままでは《ハッター・ルピア》も走れず、万事休すかと思われたシャボ。
しかし彼も【ファイアーバード】も、まだ死んではいなかった。
シャボ「やるしかないよな……」
こう言って唱えられたのは、殿堂カードであり、この盤面唯一の回答とも言える《瞬閃と疾駆と双撃の決断》だった。

《ハッター・ルピア》が2体、盤面へと現れる。
そして当然のハイパー化から《森夢のイザナイ メイ様》へと攻撃すると、そのメクレイドは《ハンプティ・ルピア》を呼び出す。これで《お目覚めメイ様》を撃ち抜くと、《ハッター・ルピア》の攻撃が《森夢のイザナイ メイ様》を破壊。
盤面は4まで減った。これでは《料理猫のプワソン》は着地しない。
ゲームは一気にシャボへと傾く。
それでもはまたくは勝ち筋を自分で切り拓いていく。
判明している手札は《お騒がせチューザ》に《料理猫のプワソン》と、この時点ではかなり後ろ向きな手札だった。
ひとまず不要そうな《お騒がせチューザ》を埋めると、引いてきた《トレジャー・マップ》をプレイ。《森夢のイザナイ メイ様》を回収する。
そしてまずはハイパー化していない《ハッター・ルピア》と《ピザスターのアンティハムト》を相討ちとすると、《魔誕幻獣ボンメェ》を《森夢のイザナイ メイ様》へと革命チェンジ。この1点は通る。
これで光臨かと思われたが、はまたくはここで留まる。
残る楯は3枚。はまたくは残る2体の《ピザスターのアンティハムト》で、追加の攻撃を考えていたのだ。
客観的に見て、ここからはまたくが《お目覚めメイ様》によるフィニッシュへと辿り着くのは難しく、勝つとしたら殴り切りしかない。ただ当然ながら、《アリスの突撃インタビュー》を踏み抜くようならほぼ負けである。
またこの状況でターンエンドしたとて、シャボが《アリスの突撃インタビュー》を持っていた場合、はまたくの勝つ道は限りなく小さいだろう。
つまり、だ。
楯か手札、いずれかに《アリスの突撃インタビュー》があるようならば負けならば、いっそのこといずれのゾーンにもない時に勝つ選択をするしかないのでは?
また状況によっては《アリスの突撃インタビュー》を持っていても処理漏れをする可能性があり、この場合を引いた時に勝つには、やはり相手のライフを詰めておくことが最善なのではないか?
はまたくは、決断する。
2体の《ピザスターのアンティハムト》を攻撃へと向かわせると、この2点はいずれも《アリスの突撃インタビュー》の回避に成功。残る楯は1枚となる。
そして今度こそ光臨から《激烈元気モーニンジョー》を経由し、《魔誕幻獣ボンメェ》を投下。《激烈元気モーニンジョー》は《ハッター・ルピア》の効果で消えるが、その代償に《ハッター・ルピア》を処理。
これで、ターンを終了。盤面は4体。あとはシャボの選択に委ねる。
果たしてシャボの手札に《アリスの突撃インタビュー》は……あった。これを唱えて、第一関門を突破。
続けて捨てたのは《アリス・ルピア》で、これで《魔誕幻獣ボンメェ》と《ピザスターのアンティハムト》の2体処理に成功。これで、第二関門も突破。
墓地から《龍后凰翔クイーン・ルピア》が蘇生されると、まずは《ハンプティ・ルピア》で寝ている《森夢のイザナイ メイ様》を攻撃し、破壊。
更に《龍后凰翔クイーン・ルピア》で《ハンプティ・ルピア》を割りながらメクレイド。ここは出てくればなんでもいいとばかりに、《マジシャン・ルピア》を繰り出してドローをする。そして《龍后凰翔クイーン・ルピア》が最後の《ピザスターのアンティハムト》を破壊すると、最後の関門までキッチリ突破し、ターンを返した。
はまたくの残る手札の1枚は《料理猫のプワソン》で確定している。マナはチャージしても4。シャボからすれば、絶対に負けることはない。
はまたくは再びトップから引いてきた《配膳犬のトレス》をプレイするが、これは《料理猫のプワソン》を回収するのみで後は続かない。
ようやく、シャボのターンが巡ってきたか。
シャボは再びの《アリスの突撃インタビュー》を唱えると、《ハッター・ルピア》を蘇生させ、そのままハイパーモードを解放。
そして《龍后凰翔クイーン・ルピア》から動かすと、これを革命チェンジ。《凰翔竜機マーチ・ルピア》へ。《龍后凰翔クイーン・ルピア》の効果で自壊させ、メクレイドで《アリス・ルピア》を捲り、更にその《アリス・ルピア》は《雷炎翔鎧バルピアレスク》を連れてくる。
こうなると、あとはファイアーバードが自由に羽ばたくだけ。
《雷炎翔鎧バルピアレスク》から《アリス・ルピア》を繰り出し、11体ものファイアーバードが並ぶ。みんなで戦えてよかったことを実感する前に《雷炎翔鎧バルピアレスク》で破壊されるが、シャボの勝利を引き寄せる追加ターンを獲得する。

最後はメクレイドしながら《ハンプティ・ルピア》を繰り出しつつ、ダイレクトアタックまで。
最善のプレイと、それをも覆す殿堂カード。
デュエマの魅力が詰まった第2ゲームを制したのは、シャボだった。
シャボ 1-1 はまたく
Game3
先攻:はまたく
はまたくは《ピザスターのアンティハムト》をチャージして終了。3度の朝の挨拶はなく、ややホッとした表情を見せるシャボ。こちらも《凰翔竜機マーチ・ルピア》を埋め、ターンを返す。
《お目覚めメイ様》はなかったものの、はまたくの手札は《フェアリー・ギフト》に《料理猫のプワソン》、《料理長のラビシェフ》《配膳犬のトレス》《料理犬のヴィヤンドゥ》と、あまりにも豪華。
はまたくもマナチャージに少し悩むが、結果《料理猫のプワソン》をチャージして《配膳犬のトレス》をプレイする。《森夢のイザナイ メイ様》は引けなかったが、《フェアリー・ギフト》持ちの手札には嬉しすぎる《激烈元気モーニンジョー》を拾い、満足の内容だ。
そんなはまたくの手札を知る由もないシャボは、順当に《ルピア&ガ:ナテハ》を召喚すると、1ドローしてターンを終了する。
3ターン目、どうであれビッグアクションのあるはまたくだったが、なんとトップドローは《森夢のイザナイ メイ様》。もはや贅沢すぎるといわんばかりのドローであり、再び強すぎて悩む。
結果、最早無くてもゲームになる《フェアリー・ギフト》を埋め、《料理犬のヴィヤンドゥ》を召喚しハイパー化。まずはマッハファイターで《ルピア&ガ:ナテハ》を破壊する。
そして《料理犬のヴィヤンドゥ》の効果で山札の上から落ちたのは、なんと《料理長のラビシェフ》。これにはシャボも、三度の溜め息を吐かざるをえない。
しかしそれはそれとして、この《料理長のラビシェフ》を出すかどうかは悩ましい場面だ。結局、次のターンには《激烈元気モーニンジョー》からの《料理長のラビシェフ》を出せる。

ただ最終的に、盤面を並べ合う展開では手札の枚数が欲しく、さらにシャボのマナに光文明がなかったことから、《ハンプティ・ルピア》のリスクは低いと判断。《料理長のラビシェフ》を素直に繰り出し、3ドローをしてターンを終えた。
マナに光文明がなかったシャボだが、《ポッピ・冠・ラッキー》をチャージで色の捻出には成功する。ただ、ここのプレイは《マジシャン・ルピア》。《龍后凰翔クイーン・ルピア》を捨てて、2ドロー。
しかしそのドローで《雷炎翔鎧バルピアレスク》を引き込んだことで、希望を見出してターンを返した。
はまたくは《森夢のイザナイ メイ様》をチャージすると、《ピザスターのアンティハムト》を召喚。効果で《森夢のイザナイ メイ様》を投下すると、残る1マナで《お目覚めメイ様》をくっつけて、《配膳犬のトレス》のハイパーモードを解放する。
そしてターン終了時に光臨によって《激烈元気モーニンジョー》を呼び出し、そこから《激烈元気モーニンジョー》を2体連鎖させ、最後に《料理長のラビシェフ》で締める。そしてドローしないことを告げると、ターンを終えた。
これが、ラストターン。
プレイヤーだけでなく、観客もジャッジも誰もがそう察し、勝負の行方をじっと見守る。
はまたくの盤面は《料理長のラビシェフ》2体にハイパーモードの《配膳犬のトレス》、そして《お目覚めメイ様》を含む10体。
一方、シャボの手札はというと《雷炎翔鎧バルピアレスク》に《アリス・ルピア》が2枚とゲームを覆すだけの手材料を持っていたものの、残り1枚は《コッコ・武・ルピア》であり、マナは3枚。このままでは敗北である。
だが運命のトップドローは……なんと《ハッター・ルピア》! まだ勝負は終わらない。

これを当然召喚すると、ハイパーモードを解放。そして、攻撃を宣言。ファイアー・バード・メクレイド5。
あとはまだ見えぬ《アリスの突撃インタビュー》か《龍后凰翔クイーン・ルピア》を呼んでくれば……。
が、運命の3枚にあったのは、《ハッター・ルピア》に《アリス・ルピア》、《凰翔竜機マーチ・ルピア》。
それはハレスリーCSハイパーの長い長い1日が、終わった瞬間だった。
最後はシャボが首を差し出すと、はまたくの《お目覚めメイ様》が勝利を告げた。
シャボ 1-2 はまたく
WINNER:はまたく
試合後、はまたくが喜びを表現した傍らで、シャボは恨めしそうにデッキを捲った。
すると一番上にあったのは、なんと《アリスの突撃インタビュー》だった。

掴み取った勝利もあれば、紙一重で届かなかったが故の敗北もある。それが結果として、歓喜と無念を描き出している。
……ボクは、デュエル・マスターズが本当に好きだ。その想いの理由は、この目の前の試合で説明が出来る。
傍目では「ファイアーバード vs. ドリームメイト」の1試合に過ぎないかもしれない。しかし彼らのプレイには、その背景にあるだろう幾多の勝利も敗北も見てとれた。
はまたくは確かに乗りに乗っていたからこその歓喜だったかもしれないが、決してそれだけではないことは、第2ゲームを見れば誰だってわかるだろう。
シャボは無念だったかもしれないが、その執念や捲りの技術といったもの、勝ち筋を手繰り寄せていく過程の中でよく見てとれた。
そんな情景が見られるCSというイベントが、この週末だけでなんと全国各地84もの開催があるらしい。
うん、やはりデュエル・マスターズは最高のゲームだ。ハレスリーCSハイパー。全国各地で湧き起こる歓喜の1つ名前を残したのは、はまたくだった。
おめでとう、はまたく!
この勝利は、決して平坦ではなかった筈の道を渡りきった、その証だ。