ライター:神結
昨年の2024年10月に晴れる屋3がオープンした頃に、社長の岩田さんから「デュエマの大規模イベントも考えていますよ」といった話を伺ったことがある。
当時、それが実現するのはもうしばらく先のことで、早くても翌年の夏以降だろうと私は勝手に思い込んでいた。
しかし、予想よりもはるかに早くそれは実現した。
4月26日。
流石に関東の桜はもう咲いていないものの、まだ春と呼べる季節。
大規模CSである「ハレスリーCSハイパー」は開催された。
場所は多数の観光客で賑わう浅草にある、東京都立産業貿易センター台東館。かの有名な雷門から少し歩いた先、スカイツリーの見える位置に会場はある。
会場前。
今日はどのようなドラマが待っているだろうか。
さて、会場内は最大555名の対戦ができるとあって全体的に広い。席間スペースも充分確保されており、快適な対戦が可能だ。
今回は、そんな会場の様子を写真でご覧いただこう。
午前9時半の開場前、本日のジャッジの皆様が打合せ中。全体の裁定や役割分担、ツールの使い方などを確認しているとのこと。
本日はベテランのジャッジも多く、全体的としてはリラックスした雰囲気。本日はよろしくお願いします。
午前10時、選手の入場が開始。
さっそく来場して、フリーに勤しむプレイヤーも多数いた。
そんな会場内で目を惹くのは、晴れる屋からの出張物販コーナーだった。
こちらはいわゆるブロックオリパ。初期の《ボルシャック・ドラゴン》や《悪魔聖霊バルホルス》など、懐かしのカードもちらほら。
ブロックオリパ対決などをやっても面白いかも?
こちらはシングルコーナー。金トレジャーなども多数揃っている。
また晴れる屋イベント限定デザインのプレイマットなども販売されており、実際に手に取るプレイヤーも。
気になる方は晴れる屋3へ是非。
そして11時、いよいよ大会が開始。
予選は全6回戦で、上位64名が本選トーナメントに進出する。
会場全体は、こんな様子。会場は広いがジャッジの皆様の活躍もあり、進行はかなりスムーズだった。
この日の参加者は282名。4.8倍での開催である。当日枠も多数あったため、次回以降に参加を考えている方は、当日枠の検討も是非に。
試合が始まると、流石に空気もやや重いものに。普段冗談を言い合う間柄でも、試合となると真剣勝負。やはり、いつ見ても面白い。
ただそんな真剣勝負の最中にも、時には笑顔になるシーンも。
この日は新弾発売から1週間ということもあって、《真気楼と誠偽感の決断》を入れた【光水ヘブンズ・ゲート】のデッキが多かった。しかしそれを倒すための【ファイアー・バード】や【ドリームメイト】なども勝ち進み、僅か1週間ながらメタゲームの進展が見られた。
メタゲームブレイクダウンは既に公開されているので、併せて是非。
こうして、6回戦の予選は終了。
一方、会場内ではフライト対戦イベントの他、デュエパーティーなどのサブイベントも開催されていた。
本選とは別に、デュエパを楽しもうというプレイヤーの姿が。
このようにサブイベントが充実していたのも、本ハレスリーCSハイパーの力の1つだったと思う。
午後4時、本選はベスト8が決定。準々決勝以降はカバレージもあり、フィーチャー卓も用意され、大会は佳境へ。
準々決勝のカードは中華麺akaけんけんvs.やまーる。
試合内容はテキストカバレージをお楽しみに。
続けて準決勝は、ニキアタルデvs.はまたく。
こちらは超スピード決着。試合後は、互いに談笑するような姿も。
そしていよいよ決勝戦。
カードは、シャボ選手とはまたく選手によるファイアー・バードvs.ドリームメイトの対決。
第3ゲームまで持ち込まれた勝負の結果、優勝したのは……ドリームメイトを使用したはまたく選手!
優勝、おめでとうございます!
最後は、友人たちと一緒に記念撮影。
午後6時、こうして晴れる屋主催の最初の大規模イベントは、無事終了となった。
ハレスリーCSハイパー、次回もまた是非。